ソライチ 毎月第三日曜日
午前9時~午後5時(10月~3月は午後4時まで)
駅から県立図書館をつなぐ地上6mの空中回廊(ペデストリアンデッキ) にぷっかり浮かぶ市場が出現。月一回のフリーマーケットです。
甲府駅北口まちづくり委員会
自然と人間と創造文化による統合で成される「まちづくり」。そこでつくられた景観や環境は、大自然から享受した人間の五感(視・聴・味・臭・触)で判断されますから、まちづくりの良し悪しは、重要な感覚である聴覚も使って判断します。しかし、多くのまちづくりでは見た目や食が中心で、音の要素は香や肌触りと共におろそかになっているようです。
その流れのなかで、私たち(NPO法人 甲府駅北口まちづくり委員会)は、聴覚の文化(アートArtとカルチュアCulture)を大きな軸に据えて、まちづくりを進めています。
聴覚を使う音楽というと、単に癒しや楽しみを与えるものと考えがちですが、古代ギリシャでは天文学などの科学が含まれていたように、実際は人間のあらゆる営みや事物にかかわってきた存在です。かのピタゴラスは「ピタゴラス音律」という大自然にある美しい数学から発案した音階をつくり、今もクラシックやポピュラー、民族音楽などでお世話になっています。
当委員会が主催する「大白桜祭り」(4月)「ほたる・ワイン・音楽」(6月)「サマーin甲府」(8月)「秋月と遊ぶ音の調べ」(10月)「音楽の冬花壇」(12月)などのイヴェントにも音楽が大きな位置を占めています。
もちろん、音楽監督がプロデゥースする「ちいさな木曜コンサート」「きたぐち音楽会」「ステーション・プロムナード」「バルコニー・コンサート」「音楽の冬花壇」は、音楽そのものです。なかでも、明治時代の小学校校舎であった藤村記念館を主な会場としている「ちいさな木曜コンサート」「きたぐち音楽会」は、微小な音量でもよく聞こえ、演奏者の機微も伝わってきます。経年を重ねた欧風木造建築は、まるでストラディバリウス(ヴァイオリン製作の巨匠)の名器です。
きたぐち音楽会
おもに藤村記念館を会場とし、とくにすぐれた招待演奏家による、年数回の有料コンサート。ジャンルにこだわりませんが、毎回洗練されたすばらしい音楽で感動させてくれます。
ちいさな木曜コンサート
これも藤村記念館を会場とし、公募から選ばれたプロフェッショナル・アマチュアによる、毎月第3木曜日7時開演の無料コンサート。ジャンルはクラシック、邦楽、民族音楽、ポピュラーなどさまざまです。きたぐち音楽会とともに常連の聴楽者が増えています。
甲府駅北口まちづくり委員会
4月:太白桜祭り
満開の太白桜のもとによっちゃばれ!
6月 藤川ほたる祭り
ワインを飲みながら音楽を聴き、蛍の光で幻想的な初夏の夜を楽しみます。
8月 サマーinこうふ
世界の音楽と舞踊、そして食べ物を楽しむ暑い夏の風物詩。
10月 秋月と遊ぶ音のしらべ
歴史公園で満月や十三夜を観ながら音楽を聴きます。
12月 音楽の冬花壇
冬の藤村記念館、多目的広場、ペデストリアンデッキで音と光を咲かせます。
甲府駅北口まちづくり委員会