「ほたる・ワイン・チェロの三重奏」と名付けた第4回藤川ほたる祭りが開催されました。
このイベントはもともと、地元の皆さんがほたるが飛んでいた頃の姿を再現させようと、カワニナを放流し、ほたるが生息しやすい環境づくりを行うなかで、ホタルの時期にワインを楽しみながらホタルを鑑賞しようとした事が始まりです。
まちづくりと賑わいを両立させるイベントとして、大事にしているイベントの一つです。
サドヤの横を流れる藤川はこのように木々が周りに生い茂り、水量も多くない川なので地元では隠れたホタルスポットです。
回数を重ねるごとに参加者も増え、当日は多くのお客様にご来場いただきました。
甲府駅から徒歩5分という好立地でホタルを鑑賞でき、サドヤワイナリーのワインも楽しめるという事で、毎回大変人気のイベントになっています。
今回は現役東京芸大付属高校生3人によるチェロのコンサートを楽しんで頂きました。
サドヤワイナリーの蔵を使用させていただいたコンサート会場では、200人を超えるお客様がワインを片手にチェロの演奏を楽しまれました。立ち見も出るほどの大盛況でした。
コンサートも終わりに差し掛かると、ちょうどあたりも薄暗くなってきました。いよいよほたるの鑑賞会です。
みなさんワインをおかわりしながらあちらこちらに飛来するほたるを楽しまれていました。
想像以上のほたるの数に歓声もあがっていました。(写真に収めることができたのは一匹だけでしたが)
ご来場されたお客様の中には、こんな駅の近くでほたるが楽しめるという事自体、知らなかったという方もたくさんいらっしゃいました。
自然のものなのでこれからどうなっていくのかわかりませんが、未来の子供たちもここでホタルが眺められるような環境づくり、まちづくりの重要さを感じさせられました。
この日はちょうど駅前のよっちゃばれ広場でエコマーケットin kitaguchi が開催されていたこともあり、広場からそのまま来ましたという方も多くいらっしゃいました。甲府駅北口が皆様にとって気軽に楽しめる場所になっていけるように、来年に向けてまた頑張っていきたいと考えています。
お客様をはじめご協力いただいた全ての皆様に御礼申し上げます。