学制150年記念
~学校150年物語~
日時 11月22日~24日、10:00~16:00
場所 甲府市北口 藤村記念館 1F・2F
主催 山梨県教育委員会
明治5年(1872年)学制が発布され、「邑(むら)に不学の戸なく、
家に不学の人なからしめんことを期す」として、身分や男女の区別なく、
全国民を対象とした教育制度が実現しました。これを受けて、
山梨県でも各地で学校の開設が進められました。
その翌年、時の山梨県令藤村紫朗は、米作りを例に、
「手間をかけるかそれとも怠るかによって、あるものは素晴らしい米となれば、
またあるものはその辺にある草と大差ないものとなる。」と説き、
「そもそも人間の教育というものも道理は同じで、人は天から与えられた
優れた性質を持っているもので、磨けば磨くほど知恵が増えるのだ。」
と学校教育の大切さを県民に広くうったえかけました。
令和4年(2022年)の今年は、「学制」発布からちょうど、150年目の節目です。
今回の企画では、多くの人にとって身近な「学校」がどのように受け継がれてきたのか、
教科書を中心とした「学用品」、当時の生活様式がわかる「生活用具」、
明治期から昭和までの甲府の様子を映した「写真パネル」の3つで、
学校150年の物語をたどります。